「鬼滅の刃」では呼吸法が、登場人物の闘う力や治癒能力を引き出す鍵を握るお話になっています。ですが、これは漫画の世界だけの話ではないのです。
なぜかというと、呼吸が人間の生命の営みの中で最も心身に影響を与える行為だからです。
例えば、食事も生きるために大切ですが、数日間断食する方もいますしが、数日食べなくても生きていけます。あるいは、睡眠も大切ですが、楽しいことや仕事で1日2日徹夜をしても死に至ることはないです。
ところが呼吸は、5分以上呼吸が止まると命の危機に関わります。
それほどに呼吸は私たちの命に直結している行為なのです。
ですので、どういう呼吸をしているかで、その人の人生が決まるのです。
実際に、戦国時代や武士の時代は、この呼吸の力を知っている人は意識的に使っていましたし、知らない場合でも命がけの真剣な戦いの時は無意識に呼吸を使いこなして戦いをしてたのです。
今でも勝負事に、「気合い負け」という言葉をつかられることがあるますが、
実力が互角の戦いで気が弱い選手の方が勝ったというのは聞かないと思います。この「気合い」が大切なのです。ですので、勝負事の時は、「気合を入れろ」とか言われます。
ではこの「気」とはどこから入れるのでしょう?
はい、空気の「気」ですので、空気からです。
つまり呼吸で取り入れるのです。
そして、現代は、形を変えた敵、ウイルスやストレスとの戦いです。これに使えるのです。
ですので、人生を変えたければ、呼吸を変えることが最も有効なのです。
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